2010年に買ったピスト Surly Steamroller は色んなところがボロくなってきたので、思い立ってまるっと交換した。
以下はリニューアル前の最後の姿。
後輪のハブがガタついてて、リムがブレーキシューに当たってガタガタ言ってるし、ブレーキの効きは悪いし、サドルは破れているし、という状況だった。
このバイクを買った原宿の FIG bike はピストブームの終わりとともに閉店してしまったので、bluelug 代々木公園店にお願いすることにした。
バイクを見せると、「お、クリームローラーですね。懐かしい」と店員さん。このクリーム色の Steamroller は当時そう呼ばれていた。
ホイールと、サドルと…店員さんにオススメを聞きながら選んでいく。BB交換を含む大改修になったが、3時間ほどで仕上げていただけた。
できあがったのがこれ。
分かりにくいのでそれぞれ見ていく。
まずホイール。
HED のリムに Phil のハブで組んだホイール。このハブは重いが頑丈で壊れないとのこと。とにかく頑丈な Surly のフレームにはぴったり。見た目にもシルバーのツヤが良いアクセントになった。
タイヤは Continental の Grand Prix 4-Season。良いタイヤは良い…という感想。よく転がるしよく食い付く。リピ決定です。
次にブレーキ。
ケーブル交換するついでに錆び付いていたブレーキごと交換した。問題はリアケーブルの取り回しで、この Steamroller にはトップチューブにケーブル受けがない。まあピストなんで…。以前は FIG bike の担当者がケーブルをトップチューブにぐるぐる巻きにしてリアに持って行ってた。当時、納品時に一目見てギョッと思ったがあれは雑すぎた…。
今回はバンドを巻いてトップチューブの上を渡すことに。見た目は残念だけど仕方がない。前よりはだいぶマシ。
ブレーキは DIA-COMPE のトラック用を。このフレームはロード用は付かないそう。
特に不具合はなかったけど気分転換にクランクも交換した。
SRAM の Omnium。ガラがあるクランクってどうかなと思ったが、フレームに付けてみるとこれがかっこいい。BB も Omnium に付属のものに交換。チェーンは厚歯用になった。
サドルは BROOKS Cumbium の穴あきのもの。
BROOKS だけど革ではなくゴム製。クッション材が無いためとても硬いが、穴のおかげでよくたわんでくれて痛くない。
バーテープは Lizard Skins の 2.5 mm。
これも店員さんのおすすめから。リピ決定です。
あとデカールが朽ちていたので張り替えた。
before
after
今回のメジャーアップデートで、完成車の時から残っているのは、フレームセットを除くとシートポストとヘッドパーツとステムだけになった。
どれも壊れにくいから換えるきっかけが無いが、どうせならエイヤでやっておけば良かったかもしれない。
Surly のフレームは頑丈で、シンプルで、カスタムの懐が広くて、好きな人はすごく好きという感じ。僕はすごく好き。7年以上乗ってきて愛着もあるし、今後も直しながら乗って行こうと思う。
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